恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「抱きついた途端、おんぶとか……冗談でもやめてよ!?」


当麻くんそういうコトやりかねないから、一応釘をさしておかなきゃね。


「わーってるって。……早くしろって」


「うん……」


静かに待つ当麻くんの背中に、そぉっと身体を預ける。


「もっと思いっきり来いって」


「は~い……」


人通りが少ないとはいえ、歩道の真ん中でこんなコト。


ハズかしいんだから。


そう思いつつ、今度は当麻くんの背中に頬をつけ、うしろからギュッとしがみついた。


「そうそう、そーいう感じ」


当麻くん「ヘヘッ」って嬉しそうに笑ってる。


……バカ。なにやらせんのよ。


だけど、


すごく幸せ。