帰り道当麻くんと他愛もない話をする。
会えなかった時に見てたドラマとか、友達の話とか。
家族の話になって、またお兄ちゃんのコトを思いだした。
「お兄ちゃん、今頃香純さんにデート申し込んだりしてるかな」
「流星さんが? どーだろな。あの人、好きなオンナには、不器用なオトコだからな~」
「そうなんだ。押しまくるタイプかと思ってた」
それなら……妹として、なにか手伝ってあげたい気もするんだけど。
「いや、あぁ見えて意外と小心者だしな。
さっきお泊まりOKの返事くれた時も、傷ついててな、さやの顔見れねぇつってたぜ?」
……そうなんだ。だからお店出る時、私を全く見てくれなかったんだ?
フフッ。
帰ったら、ちゃんとお兄ちゃんにお礼言おう。
「当麻くんとのコト、許してくれてありがとう」……って。
なんてボンヤリ考えていると、当麻くんが突然立ち止まった。
会えなかった時に見てたドラマとか、友達の話とか。
家族の話になって、またお兄ちゃんのコトを思いだした。
「お兄ちゃん、今頃香純さんにデート申し込んだりしてるかな」
「流星さんが? どーだろな。あの人、好きなオンナには、不器用なオトコだからな~」
「そうなんだ。押しまくるタイプかと思ってた」
それなら……妹として、なにか手伝ってあげたい気もするんだけど。
「いや、あぁ見えて意外と小心者だしな。
さっきお泊まりOKの返事くれた時も、傷ついててな、さやの顔見れねぇつってたぜ?」
……そうなんだ。だからお店出る時、私を全く見てくれなかったんだ?
フフッ。
帰ったら、ちゃんとお兄ちゃんにお礼言おう。
「当麻くんとのコト、許してくれてありがとう」……って。
なんてボンヤリ考えていると、当麻くんが突然立ち止まった。


