当麻くんとふたりで、お店を出た。
お兄ちゃんは香純さんにデレッとしっぱなし。
私たちが出ていく時も、私の方見ないし、どうでもいい感じだった。
いつも、「さや!」って言ってくるだけに、
香純さんに、なんとなくジェラシー感じてみたり。
「さや、どーかした? ちゃんと送ってくしな、元気出せよ」
当麻くんが、ポケットからバイクのキーを出しながら、
なんとなくテンションが下がってる私の頭をポンとたたく。
「お兄ちゃん、香純さんと……ウマくいくといいね」
「香純さんとか? そーだな、流星さんより歳は上だけど、案外合うかもな。
さて、帰りますか?」
なんて言って、当麻くんは軽く流した。
お兄ちゃんは香純さんにデレッとしっぱなし。
私たちが出ていく時も、私の方見ないし、どうでもいい感じだった。
いつも、「さや!」って言ってくるだけに、
香純さんに、なんとなくジェラシー感じてみたり。
「さや、どーかした? ちゃんと送ってくしな、元気出せよ」
当麻くんが、ポケットからバイクのキーを出しながら、
なんとなくテンションが下がってる私の頭をポンとたたく。
「お兄ちゃん、香純さんと……ウマくいくといいね」
「香純さんとか? そーだな、流星さんより歳は上だけど、案外合うかもな。
さて、帰りますか?」
なんて言って、当麻くんは軽く流した。


