恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

鶴くんはなにも言わず、当麻くんを見つめている。


当麻くんは玄関の方へと歩いて行くから、私はそのあとを追いかけた。


「当麻くん……私は、当麻くんだから好きになったんだよ?

ちょっとは強引だったけど、鶴くんの言うように力づくだなんて思ってないし」


コッソリそう言って、うしろから当麻くんの腕を掴んだ。


そしたら、当麻くんはゆっくりと私の方を振り返る。


「たりめーだろ。わかってるっつの、んなもん」


って、ボソッと言った。


なんだぁ……怒ってるのかと思ったけど、違う?


それならいいけど。


「ねぇ……私ももう帰るよ。一緒に帰ろ?」


当麻くんの腕に自分の腕をかけると、その手を振り払われた。


……え?