恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

襟ぐりを掴まれるけど、鶴くんは意外と動じてない。


いつも当麻くんにオドオドしていた鶴くんは、どこにもいなかった。


……一体どうしちゃったの!?


鶴くんはジッと、当麻くんを真っ直ぐ見つめている。


「……絹川くん、意外と察しいいね。

あの日、ホントは……オレがさやちゃんと一緒に買い物してたのが、そんなに気にくわないんだ?」


あぁ……、言っちゃったぁ。


しょうがないや、こうなったらホントのコト言おう。


別にやましくないよね。ポートランドに行った日、偶然鶴くんと出会ったんだし……。


「当麻くんっ……あのね」


ふたりの間に入ろうとしたら、当麻くんは私をチラッと見た。


「……なんなん? さやは、いつからオレを騙すよーになった?」