恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

だって、キララちゃんは……。


手に持っていたホールケーキを、当麻くんの顔めがけて


……投げつけたから。


けど、さすが運動神経のいい当麻くん。


一瞬の隙にケーキをよける。


壁にぶつかったケーキは、見事に床へと崩れ落ちた。


瞬時の出来事なのに、なんだかスローモーションのように見える。


そして、コトが終わった瞬間……当麻くんはキララちゃんに向かって言葉を吐きつけた。



「てめぇ……ざけんなよっ」


怒鳴ってるワケじゃないけど、怖かったのか、キララちゃんは床にしゃがみこんで動かなくなった。


「当麻くんっ!? なんでそんな言い方するの?」


「なんでって、このプッツン女が悪ぃ~んだろーが」


キララちゃんは顔を上げず、ただ黙ってうつむいていた。