恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「あ……うん。ありがとね。当麻くん、鶴くんの部屋使わせてもらお」


入口に立つキララちゃんは、私たちをジロジロ見つめている。


その横を通りすぎ、当麻くんとふたりで鶴くんの部屋の中に入った。


「……へ~、鶴の部屋って思った通り片付いてんな。本ばっかだし」


鶴くんの部屋は、ベッドと机、本棚だけが置かれていてシンプル。


優しい鶴くんに似合った温かみある色味の部屋で、


部屋の隅に観葉植物が置いてあるだけ。


あとは、無駄なモノは一切置いてなかった。


なんか思った通りっていうか、


意外性のなさに思わず当麻くんと顔を見合わせて笑った。


きっと、同じコト考えてるんだろーね。


ここで、壁にアイドルのポスターとか貼ってたりしたら、


実は女の子に興味あるんだ? とかって言えるのにね。