「もう、バカっ!」


「今日もな、焼き肉ってコトは精力つけろって意味だろ?

いや~、張り切って食っちゃうね。焼き肉のあと、さやをいただきま~す」


そう言って、当麻くんは私の腰に腕をまわしてくる。


「きゃあっ、ダメ! 絶対2階に上がらないからっ」


もう、当麻くんのバカ~! ホントエロいんだから。


キッチンに入るなり、当麻くんの背中をポカポカたたく姿を見て


お母さんは微笑ましそうに私たちを見ていた。


まさか、話の内容がそんなコトだとは……


夢にも思ってないだろうけどね!?