恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「なんか、オレがこっちに泊まる話になった」


「え……えぇーっ!? じゃあ……私の部屋で?」


真っ赤になってる私を見て当麻くんは、ため息をつく。


「なワケねーだろ。流星さんの部屋で寝ろってさ。

ったく、なんの為に泊まんのかわかんねぇな」


そう言って、ブツブツ言ってる。


「どうしてそんな話に?」


「オレんち泊めたい、つったんだけどな、手ぇ出すから絶対にダメらしーわ。

もうとっくに出してるっつーの」


そう言って、当麻くんは私をうしろからギュッと抱きしめてくる。


「けど、一緒に泊まれるんだ。なんだか合宿みたいで楽しいね」


夜遅くまで当麻くんがウチにいて、ご飯食べてお風呂入って。


朝起きたら、会いに行かなくても同じ家に当麻くんがいる。


そう考えるだけで、なんだかワクワクしてくる。