恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「今日もな、持ってはいんだけど。つけんのもったいねぇ」


「つけなきゃ意味ないよ?」


「そーなんだけどな。……コレ見てるだけで、幸せな気持ちになる」


そう言って当麻くんは、嬉しそうにアクセサリーを眺めてる。


そんなに喜んでくれるなんて、私も嬉しいな。あげて良かった。


「……そーだ。鶴にやるプレゼント、ホントにアレでいーワケ?」


当麻くんが思い出したように私にそう言う。


「うん。鶴くん、本が好きみたいだし、小説にしようかなって」


「はぁ~っ、色気ねぇな。

じゃ、オレからはエロ本にすっかな」


「ちょっと、当麻くんっ!?」


「ハハ。アイツの部屋、明日漁ってやろ」


当麻くん、なに考えてるんだろ。


明日は鶴くんをからかいに行くんじゃないんだからね~?