恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

唇を包み込むような、甘いキス。


明日……もっともっと、当麻くんに愛されるんだよね。


心臓がドキドキして、呼吸が苦しくなる。


当麻くんは、いったん唇を離すと、至近距離で私を見つめた。


そして、目を細めて嬉しそうに笑う。


「……明日、やっぱりアリな?」


アリって!?


……そうだ。エッチなしとかって言ってたの忘れてて、私も明日たくさん愛される、だなんて思ってた。


……うわぁ、ハズかしい。


そんなコト考えてたとも言えず、思わず顔を背けた私の頬に、


当麻くんは優しく触れて、ゆっくりと自分の方へと向けた。