恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

「それにな」


「うん……」


「さやが後ろめたく感じるコトは、あんましたくねーのな。

親にウソついて泊まるとか、ヤだろ?」


ドキッ……というか、胸がズキッとした。


当麻くんと泊まりたいっていう気持ちばかりが勝ってたけど、


内心、そういう気持ちもあったんだ。


「……ありがとう。私の為なんだ」


「まーな。オレも、気になるしな」


「え?」


「そういうコト、な~んも気にせずに、ただ……さやを、愛したい」


そう言うと、当麻くんは甘い笑みを見せて……私にそっと、キスをした。