恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

満面の笑みだし、お母さんの繰り出す、つまらないダジャレにも反応して笑ってる。


うわ~、なんかヤダ。


なんでお母さんにヤキモチやいてるの、私?


そんな自分が嫌で、当麻くんの方は見ずに立ち上がり、キッチンへと向かった。


「はぁ……」


自然と漏れるため息。


当麻くんが私のお母さんと仲良くしてくれるの、嬉しいハズなのにね。


私ってヤキモチやきだな……。


ちょっと落ち込みぎみで、急須にお茶をいれていると、


突然、うしろから抱きしめられた。


この温もりと、香りは……。


「……当麻くん!?」