恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

リビングのソファに、当麻くんと横並びに座る。


お母さんは、テーブルを挟んで私たちの前に座った。


当麻くんが来て、かなり浮かれぎみ。あんなにお菓子がどうとか言ってたくせに、


お茶を出すのも忘れて、当麻くんと話し込んでいる。


……もう。


「お母さん、お茶入れてくるね」


そう言ったら気付くかと思ったのに。


「あら、そう?さや悪いわねぇ」


なんて言ってるし!


もう、なんなの。当麻くんは、お母さんに会いに来たんじゃないのに。


学校では、他の女子に甘くない当麻くんだけど、


ウチのお母さんには、別。