「隙あり~。さや、また細くなったんじゃね?」
「やだ……ちょっとぉ」
当麻くん、私の両手がふさがってるのをいいコトに、ウエストの服の隙間から手を軽く入れてきた。
そして、そのまま背中に手をまわし、キュッと引き寄せる。
「あ~、ヤバイ。暗いし、雰囲気いーし。このまま帰したくねーな。
最近親が毎日家に帰ってくっからな。なかなかさや呼ぶコトできねーし……」
毎日帰ってくるのが当然なんだけど、当麻くんのお家ではそれが異常事態なんだって。
いつもお父さんは海外出張だの、連絡なしの外泊だの、自由きまま。
お母さんも、海外に買い付けに行ったり、旅行だったりと自由にされているらしい。
今までは当麻くんが家でひとりっていうのが普通だったんだけど、最近は誰かが家にいるコトが多いらしく
落ち着かないって言ってた。
「やだ……ちょっとぉ」
当麻くん、私の両手がふさがってるのをいいコトに、ウエストの服の隙間から手を軽く入れてきた。
そして、そのまま背中に手をまわし、キュッと引き寄せる。
「あ~、ヤバイ。暗いし、雰囲気いーし。このまま帰したくねーな。
最近親が毎日家に帰ってくっからな。なかなかさや呼ぶコトできねーし……」
毎日帰ってくるのが当然なんだけど、当麻くんのお家ではそれが異常事態なんだって。
いつもお父さんは海外出張だの、連絡なしの外泊だの、自由きまま。
お母さんも、海外に買い付けに行ったり、旅行だったりと自由にされているらしい。
今までは当麻くんが家でひとりっていうのが普通だったんだけど、最近は誰かが家にいるコトが多いらしく
落ち着かないって言ってた。


