「えー……」
「照れんなって。たりめ~だろ。うしろからだと、さやの顔見えねーし。
それに、背後に来られんのあんま好きじゃねーの。だから、正面」
両手ふさがってるし、自分から近寄っていくわけだから、
正面からつけるのって……なんかされちゃいそーで、私がドキドキするよ。
「なにもしないでね……」
「オレ信用ねーなぁ。大人しくしてる」
ホントかな? 当麻くんはニッと笑ってる。
チェーンの部分がわりと短いから、うしろの留め具が正面からだと見えにくい。
当麻くんに少し抱きつく形で、耳の近くに顔を寄せた。
そしたら。
「やっ……ちょ、当麻くん!?」
「照れんなって。たりめ~だろ。うしろからだと、さやの顔見えねーし。
それに、背後に来られんのあんま好きじゃねーの。だから、正面」
両手ふさがってるし、自分から近寄っていくわけだから、
正面からつけるのって……なんかされちゃいそーで、私がドキドキするよ。
「なにもしないでね……」
「オレ信用ねーなぁ。大人しくしてる」
ホントかな? 当麻くんはニッと笑ってる。
チェーンの部分がわりと短いから、うしろの留め具が正面からだと見えにくい。
当麻くんに少し抱きつく形で、耳の近くに顔を寄せた。
そしたら。
「やっ……ちょ、当麻くん!?」


