「えっ、マジ!? オレに? ……へぇ、なに買ってくれたん?」
「それはぁ、当日までヒミツ。楽しみにしててね!」
「ヒミツ……ね。なんだろなー、気になるな」
当麻くんは私の腰に手を回し、グッと引き寄せる。
そして、顔をゆっくりと近づけてきた。
きゃ、キスかな。
ドキドキして目をつぶろうかどうか迷っていると、
当麻くんは私を抱きしめるフリをして、後ろ手にした紙袋をヒョイと取り上げてしまった。
「わっ、ダメだってば! これは……」
「誕生日つったってあと数日だろ。これ、今日もらっていー?」
「えーっ。なんでぇ?」
「今、欲しい」
「それはぁ、当日までヒミツ。楽しみにしててね!」
「ヒミツ……ね。なんだろなー、気になるな」
当麻くんは私の腰に手を回し、グッと引き寄せる。
そして、顔をゆっくりと近づけてきた。
きゃ、キスかな。
ドキドキして目をつぶろうかどうか迷っていると、
当麻くんは私を抱きしめるフリをして、後ろ手にした紙袋をヒョイと取り上げてしまった。
「わっ、ダメだってば! これは……」
「誕生日つったってあと数日だろ。これ、今日もらっていー?」
「えーっ。なんでぇ?」
「今、欲しい」


