恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

慌ててうしろに隠した。


けど、当麻くんにそんなのが通用するワケもなく……。


「見せろっつーの」


「これは、ダメっ!」


「……隠されると見たくなんだけど。あ、エロい下着でも買った?」


「ばかっ! 違うよ。これは、誕生日までヒミツなの!」


言っちゃった……。ま、当麻くんにはハッキリ言った方がいいよね。


ヘンに隠すと、話がややこしくなりそー。


「誕生日ぃ? え、鶴の?」


「違う……。これは、当麻くんへのプレゼントだよ」


私がそう言うと、当麻くんはすっごく嬉しそうな顔をしてくれた。