恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏

その棚には、アンティークカーのミニチュアがたくさん並んでいた。


この喫茶店に、すごく合ってるよね。


でも……やっぱり手入れはされてなくて、ホコリかぶってるけど。


お兄ちゃんはそれを手に取って、嬉しそうに眺めていた。


そんな趣味があったなんて知らなかったな~。


「ねぇ……当麻くん、いいの? あれって年代物に見えるけど」


「あぁ、別に……。いらねーし」


当麻くんは素っ気なくそう言うと、お店の中をグルリと見回す。


「それにしてもさ、この店も結構ホコリかぶってるよな。初めて来たとき、さやビビってたし?」


「まぁ……。ちょっと、ホコリっぽいかなぁ~」


お爺さんと当麻くんさえ許してくれれば、このお店の掃除がしたいな……。


そう思って、私もお店の中をグルリと見渡す。