僕の上司は彼女です。


そこで白羽の矢が立ったのがチカだった。


その時チカはOLをしてたけど、そんなに長く続ける気もないしいつかは田舎に帰ろうと思っていたらしい。


それなら…と、UP&Cに迎え入れられ社長の右腕として働きながら、姉の正体を隠すため社長の彼女のフリをしてきたらしい。


「チカは実によく働いてくれる。想像以上だ。

チカが来るまでは社員なんて10人未満だったのに、今じゃ支店までだせれるほどだ。

チカのバックアップがあったから俺は仕事に集中できて今がある。

それだけ世話になったチカだから尚更…幸せになってほしい。

大事な右腕で可愛い妹でもあるんだ、そう願うのは当たり前だろ?」


社長のその話に頷く俺を見て安堵からなのか、社長はホッと息を吐くと話を続けた。