「あぁ、そうだ。
で、そこの社長秘書がユカなんだ」
「……………。」
「……………。」
「…………え??
それが……どうかしたんすか??」
はっきり言って…さっぱり意味がわからない。
ライバル社の社長秘書が姉ちゃんだから何なんだ?
それがチカと社長がわざとデキてると思わせてる理由なのか??
意味がわからない。
ハテナを頭の上に何個も浮かべ、まぬけ面な俺にため息をついた社長は脱力しソファーに体を投げ出した。
「仕方ないわよ、一志。
恭介、飲みながら話しましょ。あんたは……知る権利があるわ」
そう言って立ち上がった姉ちゃんは冷蔵庫にビールを取りに行った。

