「クビねぇ…お前クビになんの好きだなぁ?」
「そんなに打ち首になんのが好きなら私がチョキンッと切ってあげようか?」
「……………。」
姉ちゃんなら余裕でしそうなその発言に俺は口を閉ざし、微妙な空気が流れたけど…
「ま、まぁユカの冗談はさておき…」
社長の咳払いと共にそう言って話題を変えると、急に真剣な顔をして話だした。
「なぁ、島崎…。
さっき俺に言ったこと、ちゃんとチカに言ってやれ」
「…や、それは…」
「お前…俺を殴りながら言えたのに何でチカに言えないんだ?」
「俺には……言う資格ないっす。
散々泣かして傷つけといて、今更好きだなんて…調子良すぎます」
「そんなセリフが言えるってことは後悔してんだろう?」

