「しゃ、社長っ!!」
慌てて正座に座り直した俺の前に、シャワーを浴びて濡れた頭をタオルでガシガシ拭きながら社長はソファーに座った。
「社長、謝ってすむことじゃありませんが……本っっっ当に申し訳ありませんでしたっっ!!」
床に額をこすりつけて俺は謝ると、社長は深い深いため息を吐いた。
「……もういい。
ちゃんと言ってなかった俺も悪いからな…。
まさか部下に殴られる日がくるとは思わなかったけど……今年の新人はなかなか骨のある奴がいるみたいだなぁ?」
俺が殴った顎あたりを擦りながらニヤリと笑ってそう言った社長に
「本当にすいませんっ!
俺のクビ、切ってください!」
そうお願いした。

