そんな風に、ドギマギ意識しているのはどうやら俺だけだったらしい…。


「何食べたい?」


あまりに平然ときいてくるチカに一瞬戸惑った。


いいのか!?俺と飯とか…。

まぁ…今、目の前で彼氏からお許しがでたんだからいいのか…?


あ、そっか!
俺じゃあ浮気の心配する必要ねぇってか!?


まぁそりゃ部下だし、何より社長の女に手なんかださねぇけどよ…。


大体、たった今悪魔を…いや、社長を敵に回さまいと思ったとこだし。


それとも…2人は強い信頼で結ばれてるから浮気なんかしねぇってことか?


まぁチカはそんなことしねぇな…。こんなろくでなしの俺と付き合ってる時でさえ他にいくことはなかったんだし。


つくづく…いい女だよなぁ~チカ…。