「あんたがどういうつもりか知らんがね、社長さん。
ミスだろうと何だろうと、あんたんとこがよこした見積書通りできっちりしてもらうからなっ!」
社長を睨み付けてそう吐き捨てた池内の顔はムカつくぐらい笑ってた。
ムカつくし、悔しいし…おれは太股においていた手をギュッと拳の形に変えた。
だけど社長は相変わらずのニコニコ顔で、運ばれてきたビールを社長自らが池内部長に注いだ。
そして社長もビールを喉に流しこんだ後
「……っっっかぁ~…うまいっっ!
やはり、仕事の後はビールですなぁ?そう思いませんか、池内部長」
池内部長の話なんか完全スルーで空になったグラスにビールをまた注ぎ出した。
「き、きみは人の話をきいているのかねっ!?」
声を荒げて社長に問うも…

