学校が近づくにつれて 胸の鼓動が早くなる。 「よっ!小方!昨日楽しかったな!」 そんな声が聞こえてきて 後ろを振り向いた。 ドンッ また誰かにぶつかってしまった。 入学式のときみたいに。 「…奏くんごめん。」 「っ……東藤サン…」 えっ… とうどうさん? 美月じゃないの? もう…名前すら呼んでくれないのかな…