人魚と海賊の恋物語   ~恋歌~

ザザー…


「なぁに暗い顔してんだ?」


「船長…」


コーダは、何か考え事をしているユウリに声をかける。


「…ルカの事か?」

「ルカがどうしたいか…全然わかんなくてー…」

「お前はどうしたいんだよ?」

コーダの質問にユウリはー…

「ずっとこの船にいるのは危険ですし…それ考えたら、人魚に戻った方が…けど、いくら聞いても教えないしー…」


「その方法に悩んでるんじゃねぇのか?」


「ー…」

ユウリは黙ったまま、遠くを見つめていた。


「ユウリ、お前ほんとに…ルカにもどって欲しいって思ってんのか?」


「えっ…?」


「心ん中のどっかで…ここに居てほしいって思ってんだろ」

!ー…
「それは…」


「まぁ、お前がルカに惚れてるってのは確かだなっ笑」

コーダの発言に、顔を赤くするユウリ。
「はっ…///!?」


「見てりゃぁ分かるっつーの。…だからそう思えるんだろ?」


(オレが…ルカをー…?)