それから数日後―――


スパイ騒動のあとも、わたしはそのまま西野さんの下で、
高田くんは大熊さんの下で特命のお仕事をしてる(笑)


ただ一つ前と違うのは…



「小澤、俺NJに寄ってそのまま直帰するから、先に家で待っとって」

「はい!てか山本社長のところなら私も行きたいです〜。しばらくお会いしてないし…」

「あかん!!絶対あかん!!山本になにされるかわからんやろ!」

「心配しすぎですよー」



私と西野さんはおつきあいをはじめまして。
仕事もプライベートでもよきパートナーになっているということでしょうかv



「めでたしめでたし!やな☆」
楢山さんは相変わらずの清掃員スタイルで笑っている。

「あ、そういえばひとつだけ気になってることがあったんですけど。
渋川課長がまえに持ってた袋の中身って一体…」


「ああ、あれはHな雑誌やw課長たまに仕事中見とるんよ。息抜きや〜とかいうて」
「さすが大熊特命係長…!なんでもお見通しや…!」


うーん、やっぱり変な会社!
まだまだ解明されない謎はいっぱいありそうです……