「綾ちゃ〜ん。望くんと〜 アドレス交換しないかい?」 完璧に出来上がっている 望は無意識のうちに 綾からアドレスを 聞き出していた。 酔いつぶれて目が覚めた 時はもうそこには 綾の姿がなくて、落胆した 家に帰ってふっと 携帯を見ると見覚えのない人からのメールが来ていた 「今日は楽しかったねっ!!!また会えるといいなぁ 綾」 メールを確認した瞬間 あまりの嬉しさに即効 返事を送信する。 綾との共通点が見つかり 綾に会うためだけに 俺は久しぶりに学校の 制服を着たんだ。