「奈々佳ちゃん、病院行こう? ちゃんと確かめよう?」 「…っ……うんっ……」 一緒に来てくれるのかな? 顔を上げてポチを見詰めると 「心配しなくても俺も一緒に行くよ?用意しておいで?」 って私の頭を撫でながら目を細めて優しく笑う 考えていたことを当てられ 恥ずかしくて顔が赤くなるのがわかった 「……う…っん……」 顔を下に向けてカバンを取りに部屋に入った