悪魔に恋した私。




眠くないはずなのに段々と瞼が下がってきた



もう眠る…そう思った瞬間




─ガラガラッ




「奈々佳!!」



先生の声で眠気は一気に飛んでいった




「…ど…うして………?」




嫌だ。もう顔も見たくない




「……ポチっ」



カラダを起こしてポチの制服の袖をキュッと掴んだ




「奈々佳!!!」



先生はどんどん近づいてくる




「っ嫌……来ない…で………」




涙をポロッと流すと




「大丈夫」




ポチは私を包み込むように抱き締めた



それとほぼ同時に




─シャッ




先生がベッドの周りに引かれているカーテンを開けた