悪魔に恋した私。




「そうなの?ありがと、」



「二度と麻生って奴に近づいたらダメだから いいな?」



……今の言い方キュンとしたかも(笑)



「近付かないよ ふふっ」



「何で笑ってんの?」



「別に?」



「まぁいいや タクシー呼んだからマンションに帰ろう?」



「うん。」



ベッドから起き上がると頭がクラクラした



「頭痛い?」



「クラクラするの」



「俺に掴まっていいから…歩ける?」




ベッドから下りてポチの腕にギュッと抱き付いた



やっとやっと会えた



もう離れたくないよ、




「大丈夫?」




「大丈夫なわけない」



さっきよりフラフラする