悪魔に恋した私。




慌ててポチを追い掛けて部屋を飛び出し



「……待って!」



腕を掴んで引き止めた



「……私…素直じゃないし…ネガティブだし…マイナス思考だし…」




「だから?」




「ごめんなさい」




怒らないで…、




「で?何?腕離してくんない?」




冷たい言葉に冷たい目



ポチの顔が見ていられなくて下を向いて

自分が裸足だっていうことに気が付いた。


それどころかTシャツ一枚下はパンツ……


Tシャツの裾を必死に下に下ろしながら




「……好きすぎて……怖いの………」



初めて自分の気持ちをポチに伝えた