悪魔に恋した私。




ゆっくりと私の唇から離れていくポチの顔




「………えっ!……はっ!?…ぇえ!きっキス!?」



今キスされたの!?




目を見開いてポチを見つめていると




「目ぐらい瞑れば?」




顎を掴まれ顔を上に向かせられた




「…っ……な、何!?…んっ!!」




また唇に柔らかい感触




しかも今度は私の唇を割って舌が入ってきた。




まさか…ディープキス!?



ポチのくせに私にディープキス!?




あ、あり得ない!!







ポチの舌をぎゅーっと噛むと




「痛ぇ!!」




跳び跳ねて私の唇を放した。