悪魔に恋した私。




改札口から出たところで後ろから腕を引っ張られた。


もちろん腕を引っ張った相手はポチ




「……離して」



後ろを振り向かずに腕を上下に振った。




「ヤダ」



「離して!」



「ヤダ」



「離して!!!」




大声を上げたから周りの人がチラチラと私たちを見る




「来い」




ポチは私の腕を掴んだまま駅の外へと引っ張っていく




「痛い!離して!!」





「言われなくても離すよ、」




駅の外に連れ出して腕を離した。