もういいや、聞くだけ無駄。 アイツは宇宙人。 私の言葉は通じない。 怒ったって仕方ない。 そう自分に言い聞かせ シチューを口に運んだ。 「あっ、普通に美味しい。」 へぇ〜料理出来るんだ? 「意外だな〜」 ぼーっとしながらフランスパンをシチューに浸けて食べていると ─〜♪〜♪ 「んっ?」 音楽が聴こえて来た。 なに?何の音? 部屋を見渡すとキッチンの台の上に置いてある携帯が鳴っていた。 「……あれは…ポチの?」 …アイツは今お風呂。 ということは…? 「チャーンス!!」