悪魔に恋した私。




「…痛っ」




…掴まれている腕がすごく痛い、





「…離してっ!?」




離してほしくて腕を上下に振っても力は強くなるばかり





「痛がってんだろ、離せよ?」





「…えっ、」




横から腕が伸びて来て


私の腕から男の子の手を離した。




そしてその手にグイッと肩を引っ張られて腕の中に……。




…どうして……?





なんで私を助けたの…?






「……せん…せ…い…」




ジッと顔を見詰めるのに先生は私を一切見ず男の子にニコッと笑い掛けて





「義孝!!

か弱い女の子の腕をお前の馬鹿力で掴んじゃダメだろ!?

ほら、アザになってる」




って勝手に私の制服の袖を捲ると本当に掴まれた場所がアザになっていた。





どういうつもり?





ピンチの時に駆け付けて…ヒーロー気取り?




それとも傷付けた私への償いのつもり?