「それで…俺はあんたに何をすればいい訳?」
未だうなだれているラックが最もな疑問をぶつける。
「あん?いや特に何も、決めて無かったし。」
「じゃあなんで俺を従者にしたいんだよ!?」
若干怒りも込められているがカミヤは飄々とはぐらかす。
食事を片づけベッドに座ると再びユナを肩に乗せ体を伸びした。
「…学校何時から?」
「9時だな。」
「今何時?」
「8時45分。」
「……ヤバくね?」
昨日遅刻してあんな目にあった為、カミヤは若干トラウマになっていた。
急いで支度をしようとしていた時、玄関のドアがノックされる
しかし寝室で着替えている二人がその音に気付くことは出来ず、反応のない扉は勝手に開かれるのだった。

