Ⅹ-story-クロスストーリー


-学園内・寮へと続く中庭-

「なあ…おい、痛…説明しろって!!」

早歩きで何度声をかけても一切反応がなかったラックにカミヤは苛立ちを覚えたのか腕にを込め強引に引き止める。

「うわっ…!?」

ここまで来てようやく呼び止められている事に気付いたのか、体勢を崩しながらもようやく歩くのを止めた。
だが振り向いたその表情はとても機嫌がいいとは言えず、怒りや焦りに包まれている。

「なに怒ってんだよ…だから俺にも説明しろって……わかんないんだから。」

「…わからない…か、そうだったな。」

軽く肩で息をしていた身体を落ち着かせ、呼吸を整えるとラックは目線をカミヤに移した後、近くにあったベンチに誘い話を始めた。

「……そのクリーム色のプレート…それは新入生の証だ。」