Ⅹ-story-クロスストーリー

「え?」

後ろと言われ振り向いてみるとそこにいたのは…顔を真っ赤にしながら涙をポロポロ流すレビィ。

「お、わ!?なんだ?どうしたお前!?」

「ゴ、メ…だって……ちっとも答えてくれな…ふあ…っに…。」

止まらない涙を両手で必死に抑えながら、途切れ途切れの声でなんとか答えようとするレビィ。
とても言葉にならなかったが、それでもカミヤには伝わったようだ。
“おいでおいで”と手招きして、泣き止むまで膝を貸してやるとまるで子供を寝かしつけるように頭を撫でながらフライヤとの会話を続ける。

「…従者と奴隷についてだが…従者は主のサポートをするいわば部下、奴隷は使用人もしくはそれ以下の意味合いが強いな。
何か派閥を作った場合大抵この二つに分類される…まぁ名義上のものでどうとらえるかはその派閥次第だが。」

「それいちいち分類する必要があるんですか?」

「派閥を作った場合、それがプレートに記入される。
学園内で公式に認められた派閥にしたかったら派閥内の名簿を登録する必要があるからな。」

“で、お前はどうするんだ?”
そこまで言ったところでフライヤは再びレビィへと目線を向けた。
もう大分落ち着いたのか、瞼はやや赤く腫れていたがレビィはからだを起こしカミヤの隣に座る。

「……ボクは…。」