「…まぁ確かに今まで何してたのって身体してるよな。」
思わぬ所から助け船が来た所で蛍はそれに乗っかる事にした。
考えてみればラックも蛍もカミヤの事を殆ど知らないのである。
「…って言われてもなぁ…俺殆ど自分の事覚えてないんだよ。
レビィと戦った時なんか思い出した気がしたんだけど寝たら忘れた。」
「「おい。」」
見事に二人同時の突っ込みを喰らってカミヤは面白そうに笑う。
「ま、その内思い出すだろ!それより…腹へらね?」
そのケロッとした表情にラックはいつも毒気を抜かれてしまう。
「ハァ…どっか行く?」
「奢り?」
「死んでしまえ。」
漫才みたいなやり取りをしている二人を見て思わず拭き出してしまった蛍はもう空になったカップ達を流しへ運ぶと手を上げて
「だったら僕がよく行くお店で食べる?」

