「じゃあ話は以上だ、解散。」
その一言でホームルームは終了したらしい。
クラスの半分くらいが足早に教室を出て行った。
「……?授業とかどうすんだろ?」
面倒くさがって殆ど学園についての資料を読まなかったカミヤはどうなっているのかが解らない。
あわててフライヤの後を追いかけようとするのだが不意に肩を叩かれる。
「ん…?」
「やぁ…カミヤ君…だったよね?」
肩を叩いた主は先ほど口論になった髪の長い少年だった。
「あのさ…いきなりで悪いんだけど戦ってくれない?」
「は?」
突然の提案にとまどうカミヤを見て、黒髪の少年は握手を求めるように手を差し出す。
その動作に自然とカミヤの目線は手に映るのだが少年は再び口を開き
「ねぇ…カミヤ君…。」

