「へっ?!」 「そんなに好きなんですか?? 先輩。」 那都君がちょっと赤みのひいた顔で覗きこんでくる。 キラキラした整った顔が ふにゃっと笑う。 形.勢.逆.転。 「え、あ、う...ん。 す...き。」 顔が熱い。 絶対今、顔赤い..。 さっきまでトクトク言ってた 心臓がバクバクと暴れ出す。 言っちゃった..。 綾ちゃんがいるのと いないのとでは.. 全くちがう。 うぅ‐。 何で那都君 何にも言わないの..??