「響君って、かっこいいよね!」 「はっ、別にそんなんじゃねーし。栞里の方が可愛い。」 栞里の顔がどんどん赤くなっていく。 「はぁ~。」 そして、あたしは大きなため息を……。 修学旅行が終わって、約1ヶ月。もう2学期が始まって一週間。 あれから、竜樹とあまり喋ることなく修学旅行は終わった。 そして、なんと、あたしを探してた間に、響君が栞里に告って、付き合うことになったらしいでーす………。