言われた通りにクラスごとに委員が立ち上がり、みんな自己紹介を始める。 私と真司も順番が来たので立ち上がり、名前を名乗った。 「3組の倉本真司です」 「吉澤萩です」 廊下の方を見ると、徳山先生の彼女がこちらを見つめているのが分かった。 なんとなく目をそらして今度は芦屋先生を見ると、ちょっと驚いたような顔をしていた。 私がここにいてびっくりしているのかな。 先生が教室に入ってきた時、私の存在には気づいていないようだったから。