渡り廊下には、芦屋先生どころかもちろん誰もいなかった。 暗くなった学校の渡り廊下は、なんだかとても寂しい雰囲気が漂っていて、私の口からため息が漏れた。 渡り廊下の真ん中あたりにいた先生の姿を思い出して、同じように手すりにもたれてみる。 グランド全体が見渡せる絶好の場所だ。 そのままその場に座る。 部活でのグランド走り込みの影響もあってか、疲れ切っていた。 帰らなきゃ、と思いながらもいつの間にかその場で座ったまま寝てしまった。