それと、以前澪に芦屋先生にもう一度告白してみないかと言われた時、若菜についにすべてを打ち明けた。


実は芦屋先生と付き合っていたということ。


話の流れで分かってはいたようだったけれど、若菜は本当に驚いていた。


私も芦屋先生も、そんなことをするタイプには見えていなかったようだ。


むしろ自分でも信じられないところはある。


仲のいい菊ちゃんを含めた3人には、私の事情を包み隠さず話したということになる。


だからこそ3人は明日の澪の結婚式で、私が芦屋先生へ告白する機会を作るからと意気込んでいるようだった。


私だけが置いてきぼりだった。
告白するのは私なのに。