部活に行く前に芦屋先生に1通のメールを送った。
『会って話がしたいです。部活が終わったら待ってます』
まだ新学期が始まって間もないし、先生だってきっと遅くまで仕事をしていると思う。
それでもいいから、待っていよう。
メールが送信されたのを確認してから、私は部活へ向かうことにした。
ずっと考えていたことがあった。
私と先生のこれからのこと。
このまま付き合い続けて、徳山先生と澪のように何かのきっかけで誰かに見られてしまったとして。
そしたらきっと、芦屋先生は学校にはいられなくなる。
そんなの私が1番耐えられない。
先生がそれでもいいと言ったとしても、私が耐えられない。
だって私は、先生をしている芦屋先生が好きだから。
私のせいで先生でいられなくなるなんて、そんな酷いことは絶対にあってはならないのだ。
誰かに後ろ指を指されて、噂をされるのは私はかまわない。
私はかまわないけれど、先生がその対象になるのは嫌だった。



