こころ、ふわり



玉木先生の姿から目を離せなくて、3人の先生のやりとりをうかがっていた私は、星先生がこちらにやって来る気配を感じて急いで教室に向かった。


さっきの玉木先生は誰に対してもあんな風な態度なのだろうか?


男の人の前だから?
それとも芦屋先生の前だから?


男性に免疫が無さそうと言えばそれまでだけれど。


私の女のカンが働く。


こんなことを思うなんて自分でもびっくりしたけれど、芦屋先生へ好意を持っているとしか思えなかった。


でも、それでも。


私に何かを言える資格なんて無い。


本当に言っていいのは、堂々と芦屋先生の彼女だと胸を張って言えるようになってからだ。


だから、私にはその資格は無いのだ。


深いため息をつきながら、教室へ戻った。