こころ、ふわり



こんなほとんど描いていない状態で提出してしまった私に呆れているのだろう。


そう思いながら画用紙を受け取った。


「あの……先生……」


私は先生に謝ろうと思っていた。


すると、芦屋先生から意外な言葉を言われた。


「時間があれば、今から続きを描きに行かない?」


「えっ?」


聞き返しながら、自分の耳を疑った。


「時間は大丈夫?」


考える間もなく芦屋先生に尋ねられて、私はうなずいた。


「部活も休んでいるので……時間は全然平気です」


「そう。じゃあ一緒に行こうか」


芦屋先生はすぐにデスクの上に置いてあったペンケースと何かの書類を持つと、職員室を出るように促してきた。